インコのヒナを飼う場合に気を付けるべき3つのこと|ヒナのかかりやすい病気も解説!

インコを飼う場合、まだ羽の生え揃わないヒナを購入される方が多いのではないでしょうか?

鳥類には、「すりこみ」いう習性があります。

これは、幼鳥の時に多く接した(餌をくれたりした)ものを親だと思い込む習性で、すりこみの期間は、大体生後一ヶ月くらいまで続きます。

小型インコの寿命は、約5年~15年ほどですが、その間家族の一員になるのですから出来れば自分に思いきりなついて欲しいですよね!

むかし我が家では、ヒナの時から育てたセキセイインコを飼っていました。

すりこみの効果なのか、その子はわたしのセーターの中や手のひらの中で眠るくらいなついていました。

(今はコザクラインコを飼っていますが、このコは、ある程度大きくなってから我が家に来たのでそこまではなついていません。)

こうやって、書くとやっぱりインコを飼うならヒナからがいいと思いますよね!

ですが、体が小さく環境の変化に弱いインコの・・・さらにヒナともなると、十分に気を付けて飼育する必要があります。

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インコの飼い方-ヒナ鳥で特に気を付ける点

インコがヒナと呼ばれる期間は生まれてから大体3週間程度の期間です。

まずは、最初にヒナを育てる際の一番の基本・・・それは、ヒナがかわいいからと言って、手で沢山さわったり、遊んだりしないことです。

ヒナのうちは、体力がないのでちょっと遊んだりしただけで体力を消耗し、すぐに弱ってしまいます。

そこを踏まえた上で、次の3つの点に十分気を付けましょう

  1. 温度(保温)
  2. エサ
  3. 環境(ケージ)

それぞれについて、ポイントを説明していきますね

インコのヒナの飼い方|温度編

インコは、もともと暖かい地域が原産の鳥です。ですから・・寒さにはめっぽう弱いのです。

大人の鳥でもそうなのですから、まだ羽の生え揃わないヒナ鳥ならばなおさら保温が重要だということが分かってもらえますよね

ヒナにとって、ケージ内の温度は、大体24〜30度くらいが適温と言われています。

気温の高い夏であれば、クーラーを入れた部屋にヒナのケージを置かないといった点に注意すれば十分です。

ですが、気温の低い冬には必ず次のものを用意してください

  • インコや小動物用のヒーター(保温電球タイプorパネルタイプ)
  • ケージ内温度を測る温度計

用意した温度計でケージ内の温度を測りながら、ヒーター等で常に適温を維持できるよう心掛けることが重要です。

小動物用のヒータの中には、温度が非常に高くなるものもあります。ヒナがヤケドしてしまわないように、設置する場所には注意が必要です!

インコのヒナの飼い方|エサ編

野生のインコのひな鳥は、親鳥から直接口移しでエサをもらいます。

ですから、ひなからインコを飼育する場合は、大体生後1か月ぐらいの期間、人間が親鳥の口移しと同じ状況でエサをあげる必要があるのです。

これが、さし餌というエサのあげ方です。

さし餌の作り方・あげ方

1.あわ玉(カラをむいたあわの実)を60度程度のお湯に15分程度浸します。

このときのお湯の量は、あわ玉が隠れるくらいが適量です。

2.パウダーフードを入れかきまぜます。

あわ玉との比率は大体1:1ぐらいです。パウダーフードは栄養価が高いので、ひなの成長につれ比率を増やしましょう。

3.38度~40度程度になるまで冷やします。

目安は、エサを手に乗せて少しあたたく感じる程度です。

4.作ったエサをスプーンにとり、ひな鳥の口ばしのところに持っていくと、エサをついばむように食べてくれます。

途中でえさが冷たくなったら、湯せんをして適温まで温めてください。そのまま冷えたエサをあげると病気の原因となります。

さし餌は、どれくらいの期間行えばいいの?

大体一か月~一か月半くらいです。

さし餌は、1日何回くらいすればイイの?

大まかな目安として1日5回~6回ぐらいですが、ひな鳥のそのう(首の下の胸のあたり)を見てエサが残ってないようであれば、回数を増やしても大丈夫です

余談ですが、挿し餌をする前に、ヒナの名前を呼んであげたりすると、名前を呼ぶ=餌がもらえると結びつき、名前を呼ぶだけでピーピー鳴くようになりかわいいですよ!

インコ 飼い方|ケージや環境編

インコがまだヒナの場合には、通常の鳥かご(ケージ)ではなく、昆虫用などの透明のプラスチックケースの底にキッチンペーパーをひいてあげ、更にその上にキッチンペーパーをちぎったものをひいて飼育したほうが良いです。

理由は2つ

一つ目は、透明ケースのほうがヒナの様子が良く見えるので異変に気付き易いこと(人間の赤ちゃんから目が離せないのと同じですよ)

二つ目は、底が平らなほうが、下にキッチンペーパーをひきやすいからです。

雛のうちは、フンも水っぽいので出来るだけ吸水性の良いものをひいてあげ、こまめに交換してあげることが、衛生の面からも保温の面からも望ましいです。

ひと昔前は、キッチンペーパーではなく新聞紙をちぎったものを入れていましたが、吸水性の面からも今は、キッチンペーパーがオススメです。

インコのヒナに多い病気と予防法

これまでインコのヒナの育て方を説明してきましたが、併せて、特にヒナに多い病気と予防法についても説明していきますね。

栄養性脚弱症

ヒナがびっこを引いて歩いたり、ふらふらと歩いたりするのが特徴です。悪化すると自力で立てなくなってしまい、お腹をすりながら移動するようになります。

原因

栄養不足・・・ビタミンB1とカルシウムの不足が主な原因です。

予防法

さし餌の際に粟玉だけでなく、パウダーフードなど不足しがちな栄養素を補ってくれるものをきちんと混ぜて与えることで予防できます。

それでも病気になってしまったら、市販のビタミン剤を与えることで症状が改善することがあります。

そのう炎

下痢やエサを吐く、食欲が減退するなどの症状が続きます。

原因

そのう炎は、人間でいうところの胃腸炎です。ですから、細菌による感染や消化不良などが原因となります。

予防法

人間の胃腸炎と同じです。冷たいエサを与えない・・・適温に保ったさし餌を与える。食べ過ぎない・・・未消化のエサが残ったままエサを与えると消化不良をおこします。

まとめ

ヒナの育て方をまとめると、インコのヒナはともかく体力がないので、体力がつくまでの間はともかく

  1. 温度(保温)
  2. エサ
  3. 環境(ケージや明るさ)

に細心の注意を払って、飼育することが大切だと分かりました。

特にエサについては、ヒナの病気の大きな原因となってしまいます。

手間はかかりますが、さし餌をする際には出来るだけこまめに温度を確認しながら行ってヒナの食欲なども確認しつつ行っていくことが大切です。

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